2018/10/19(最終更新日 2019/12/26)
企業や組織の活動をより良いものにするためには、社員に高いモチベーションを保ってもらうことが必要不可欠。そのために多くの企業・組織で導入されているイベントが「表彰式」です。表彰式は、受賞する社員にとって“ハレの日”のイベントなので、特別感ある演出にすることが大切です。今回は、表彰式の企画や演出のポイントについてご紹介します。
目
次
- 表彰式のメリットは社員のモチベーションアップだけじゃない!
- -【1】全ての部署・社員にスポットライトを当てられる
- -【2】優秀な人材の流出を防ぐことができる
- -【3】顧客やクライアントからの声を全体に共有できる
- 失敗をしないために…表彰式の企画ポイント
- -【1】企画は「雰囲気」を明確にしてから
- -【2】表彰式進行のリハーサルは綿密に
- -【3】ミスは厳禁!表彰状や盾のチェックは念入りに
- 演出方法を工夫して、脱マンネリを図ろう!
- -【1】特殊効果機材を使って豪華に
- -【2】受賞者発表はサプライズで
表彰式のメリットは社員のモチベーションアップだけじゃない!
表彰式は、社員のモチベーションアップに一役買うイベントですが、それ以外にもメリットがあります。ここで詳しくご紹介しましょう。
【1】全ての部署・社員にスポットライトを当てられる
同じ社内でありながら、その功績がなかなか目立ちにくい部署もあります。営業職などであれば、毎月の売り上げなど、明確な数字を功績として示すことができるでしょう。しかし、経理や総務などではそれが難しいもの。表彰制度・表彰式は、売り上げに直結する数字以外にも多彩な表彰テーマ・部門を幅広く設けることができるので、なかなか功績が目立ちにくい部署・社員にもスポットライトが当てられます。つまり、社員が公正に人事評価されていると感じてもらえるのです。
【2】優秀な人材の流出を防ぐことができる
業種により差はあるものの、昨今は優秀な人材不足に悩まされている企業が少なくありません。表彰式は、優秀な人材への正当な評価を行うとともに感謝の気持ちを伝えて社員のモチベーションを上げることで、愛社精神を持ってもらいやすくなります。このことが、人材の流出防止に繋がります。なお、“正当な評価”という点で、表彰式の際にインセンティブとして報奨金を授与する企業も多いです。
【3】顧客やクライアントからの声を全体に共有できる
顧客・クライアントからの貴重な声は、営業や制作など直接やりとりを行う部署のみに留まっているケースが少なくありません。そこで、表彰式を通じて、顧客やクライアントからの声を全体に共有すると、スタッフ全員の仕事のやりがいに繋げることができます。単に表彰をするだけでなく、組織の仕事がどのように評価され、お客様に喜ばれているのかなどを全体で共有できれば、表彰式がより良い場になることでしょう。
失敗をしないために…表彰式の企画ポイント
表彰式は、受賞する社員にとって名誉あるイベントなので、不手際がないようにするのは言うまでもなく、せっかくなら今後のモチベーションに繋がるような素敵なものにすることが大切です。ここでは、企画・準備のポイントをご紹介します。
【1】企画は「雰囲気」を明確にしてから
企画を行う際は、厳粛な雰囲気にするのか、あるいはにぎやかな雰囲気にするのか、方向性を決めてから始めるとスムーズです。というのも、雰囲気によって組み込むプログラムや会場の設備・装飾も変わってくるからです。また、社内で行うのかホテルやイベントホールを借りて行うのかも決めておきましょう。大きな規模で行う場合は、早めに動き出さなくてはなりません。
表彰式の企画が固まったら、備品を発注します。表彰盆・マイク・イス・プロジェクターなど基本的なものに加え、音響・照明など演出器具も必要です。プログラムに沿ってリストアップしてください。特に、大きな表彰式などの場合、演出はとても重要になってくるので、プロに依頼すると安心です。
ちなみに、社内の一室で簡単に行う場合でも、紅白幕を張るなどすると雰囲気は変わります。いつもとは違う雰囲気が、“特別感”を演出し、表彰される社員のモチベーションアップに繋がることでしょう。
【2】表彰式進行のリハーサルは綿密に
表彰式は、受賞する社員にとって喜ばしいイベントなので、せっかくの喜ばしい気分を台無しにしてしわないよう、当日の進行はスムーズにする必要があります。そのためにはリハーサルをしっかりと行いましょう。マイクや音響・プロジェクターなどの機材類がきちんと作動するかをチェックしたり、進行スタッフ同士で司会や演出のタイミングなどを確認したりしてください。
【3】ミスは厳禁!表彰状や盾のチェックは念入りに
表彰式の準備は、当日の進行や会場づくりに意識がいきがちですですが、表彰状や盾の記入ミスが意外と多いので、こちらも念入りにチェックしなくてはなりません。受賞者や授与者の氏名は正しい漢字になっているかというのはもちろん、表彰式を開催する年度も間違のないようにチェックしましょう。受賞者が複数いる場合はミスの可能性も高まるので、何人かでチェックをすると安心です。
演出方法を工夫して、脱マンネリを図ろう!
表彰式は、社内イベントの中でも晴れやかで、受賞者もそれ以外の社員も背筋がピンと伸びるような特別感があるもの。とはいえ、毎回同じ進行になると少々マンネリしてしまうことも……。四半期に一度や毎月行うような企業であればなおさらです。では、表彰式のマンネリ化を打破するにはどうすればよいのでしょうか?
【1】特殊効果機材を使って豪華に
イベントホールなどを借りての比較的大きな表彰式なら、せっかくなので演出も豪華にしましょう。そんなときにおすすめなのが特殊効果機材。スモークをたいたり、リボンテープを噴射させたりすると、一気に豪華な雰囲気になります。
【2】受賞者発表はサプライズで
企業の表彰式では、あらかじめ受賞者にその旨が伝えられることが多いと思いますが、あえて式の当日に発表するとサプライズ感があって盛り上がります。演出として、スポットライトを当てたり、ドラムロールの音響を流したりすると尚良いでしょう。さらに、上司や家族からのビデオレターなどがあると受賞者に喜んでもらえるのはもちろん、式全体も素敵になります。
また、特別な表彰式の場合は、レンタル業者を利用するのもおすすめです。上記の特殊機材を借りられるのはもちろん、スポットライトのオペレーションなど演出のサポートから式の進行まで代行してくれる業者もあります。
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