「社内イベント」の企画に困っていませんか？今すぐ取り入れたいユニーク事例集

【1】社員は褒めて伸ばす♪ユニーク表彰式

社員のモチベーションアップのために、社内表彰制度を設けて「表彰式」を定期的に開催している企業は少なくありません。しかし、表彰されるのは営業成績トップの社員など、どうしても数字面での評価になってしまいがちで、仕事の成果を数値化できない社員にとってはどことなく“冷めた”イベントに感じられていることも考えられます。

そこで、ぜひ取り入れたいのが、さまざまなテーマを設けて表彰する「ユニーク表彰式」。
例えば、どんな時でも笑顔を絶やさず働いている社員や、仲間からのお願いを快く引き受けてくれる社員、みんなが気付かない細やかな仕事をいつもしている社員に表彰するなど、アイデア次第で様々なテーマを設けることができます。
数字として表れる部分の評価だけでなく社員の「人間性」を評価するので、職種に左右されずに全ての社員のモチベーションがきっと上がるはずです。

また、ユニーク表彰式は、上長が選ぶだけではなく、社員同士が投票する形を取ることで、普段気づかなかった仲間の魅力・ありがたさに気づくきっかけにもなり、互いに尊敬し合える良い職場環境になるのではないでしょうか。

【2】社員同士がライバル！社内コンテスト

もう一つ、モチベーションアップに役立つ社内イベントとして挙げられるのが「社内コンテスト」です。社内コンテストとは、社員同士が競い合うことで、全体のスキル向上を目指すイベントと言えます。中でも、接客技術を競い合う「接客コンテスト」は、その代表例と言っていいほど、あちこちの企業で開催されているので、ニュースなどで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

もちろん、接客以外にも様々な社内コンテストが開催されています。例えば、コーヒーの知識や抽出テクニックを競う「バリスタコンテスト」、レジに関する一連業務の手際を競う「チェッカー(レジ)コンテスト」、与えられた課題に沿ったプログラミングを速さで競う「プログラミングコンテスト」など。
また、変り種でいうと、運送会社で行われている運転技術と知識で競う「安全運転コンテスト」や、ケチャップを販売している某企業で行われているオムライスの調理技術や知識を競う「オムライス検定」などもあります。

社内コンテストのように、スキルを競い合って公平に評価される場があると、会社に言われずとも社員自らがスキルアップを目指すようになりやすくなるのがメリットと言えます。
もちろん定期的に開催するとマンネリ化してしまうので、同じ競う項目であっても、テーマを変えるなど工夫するとより良いでしょう。

【1】美味しいもので皆が笑顔に「グルメイベント」

気軽にコミュニケーションが取れるイベントとして「社内飲み会」が定番ですが、『飲み会の参加率がよくない』という会社は、もっと“イベント要素”のある内容にするといいかもしれません。
例えば、キッチンのあるレンタルスペースを借りて行う「カレーパーティー」。カレーは、嫌いという人があまりいない料理なので、企画しやすいでしょう。みんなで役割分担をしながらワイワイ作るだけでも盛り上がりますが、部署やチームごとに違う種類のカレーを作って食べ比べするのも面白いものです。

カレーパーティーは少しハードルが高いという場合、“いつもとは違うスタンス”の食事会を開催するだけでも新鮮味があります。
例えば、最近店舗の数が増えつつある「室内バーベキュー」。川辺など屋外で行うバーベキューは社内イベントとしても定番ですが、それより気軽に行いたい場合におすすめです。室内で行う分、天候や気温に左右されることはないので、開催できるかどうか直前までやきもきする必要もなく、企画者にとっても楽です。材料はお店で用意されているケースが多く手ぶらで行けるのも魅力で、仕事帰りなどにも気軽に楽しめます。

この他、社内の多目的室などを借りて行う「ケータリング親睦会」は、手間いらずなのにデリバリーより本格的なお料理が楽しめるのが魅力。社内開催だと、仕事が少し長引いた人でも気軽に合流できるのもメリット。とはいえ、見慣れた会社の風景だと少し味気ないので、テーブルクロスなどで少し装飾したり、オシャレな紙皿を用意したりすることで、気分を盛り上げましょう。

【2】体を動かしてスッキリ「スポーツイベント」

スポーツは、体を動かして爽やかな汗が流せるので最高のリフレッシュ。社内イベントとしても人気があります。とはいえ、スポーツが苦手な人もいるので、全員参加を目指すのは少々難しいケースも……。そこでご紹介したいのが、気軽に体を動かせるイベントです。

例えば、とある企業で行われている「オフィスヨガ」。女性に人気のヨガですが、ダイエット効果だけでなくストレス解消や心肺機能向上など心と体を健康にしてくれるので、男性にもメリットがあります。最近では出張ヨガという、インストラクターを派遣してくれるサービスがあるので、ヨガに関する知識がなくても安心です。

また、とにかくストレス発散するために「チャンバラ合戦」を開催しているも企業も。チャンバラといってもスポンジの剣で戦うのでケガの心配もありませんし、女性でも気軽に参加できます。課や部署ごとに分かれて戦えば、チームワークが向上すること間違いなしでしょう。

【1】景品選びのポイント

数ある商品の中から景品を選ぶとなると、どれを選べば喜ばれるか迷ってしまうもの。景品は、事前に誰が受け取るか分からないものなので、やはり“万人受け”する商品を選ぶことがポイントと言えるでしょう。もちろん、万人受けといっても、女性社員が多い会社なら女性をターゲットに、若い社員が多い会社なら若者をターゲットにした上で万人受けを考えると、より喜ばれます。

また、景品を自宅に持ち帰る際、持ち運びやすさも考慮したいところ。結婚式の引き出物と同様に、重いもの・割れやすいもの・かさ張るものはイベント会場から持ち帰るのが大変なので、景品を選ぶ際に避けたほうが良さそうです。

【2】人気の景品はコレ！

上記を踏まえた上で、実際にどのような景品がよく選ばれているのでしょうか。
万人受け・持ち帰りやすいというどちらの条件も満たすものとして、「旅行券」やレストランなどの「グルメ券」が人気のようです。もらい手の都合が良いタイミングで使えるのもメリットだからでしょう。また、お肉や海鮮などの「高級食材」や、「家電」・「ビール」・「お菓子の詰め合わせ」なども比較的万人に喜ばれるため、景品として選ばれることが多いよう。
他にも、もらい手が本当に欲しいものを選んでほしいという観点から「カタログギフト」を景品にするケースもあります。

会社の予算と相談しながら、喜ばれる景品選びをしてみてください。