2018/11/30(最終更新日 2019/12/26)
「周年記念イベント」は、企業にとって節目のイベントにあたるため、盛大に行うのが一般的。もちろん、一口に周年記念イベントと言っても、パーティーの開催・記念品の製作・キャンペーンなど企業によってアプローチはさまざまです。その中でも、記念パーティーはほとんどの会社が行うものではないでしょうか。
周年記念パーティーは企業イベントの中でも一大イベントになるので、企画担当者に抜擢された方は、モチベーションが上がりつつもプレッシャーを感じているかもしれません。
そこで、今回は周年記念パーティーの企画ポイントや演出のアイデアについてご紹介します。
目
次
- 周年記念イベントを行う目的とは?
- -【1】社内・社外の関係者へ感謝を伝える
- -【2】販売促進としての活用も
- 周年記念パーティーの運営ポイントは?
- -【1】対象を決める
- -【2】会場を選定する
- -【3】プログラムを企画する
- -【4】予算を割り振る
- -【5】備品を手配する
- 節目ならではのパーティー演出のアイデア3つ
- -【1】お祝いムードをとことん演出
- -【2】周年記念品を配布する
- -【3】オリジナル動画を作る
周年記念イベントを行う目的とは?
周年記念パーティーについてお話をする前に、ここでは周年事業を行う目的についてお話します。
【1】社内・社外の関係者へ感謝を伝える
周年記念イベントを開催する目的としてまず挙げられるのが、取引先や自社の社員へ感謝の気持ちを伝えることです。なぜなら、会社が節目を迎えることができたのは、関係者すべての人たちの支えがあってのことだから。式典などのフォーマルな機会を作って改めて感謝を伝えることで、関係企業との信頼感・絆も深まることでしょう。同時に、改まった場で社員をねぎらうことで、次の節目へ向けて皆のモチベーションが上がり、団結力を向上してもらうこともできるでしょう。
【2】販売促進としての活用も
周年記念イベントを“おめでたいイベント”にとどめず、販売促進のチャンスとして活用している企業も少なくありません。節目を迎えるくらいの年月を、企業として活動できたということは、それだけお客様に支持されてきたという「証」になるので、企業ブランディングにも繋げやすいからでしょう。
販促の例として、数量限定で記念の商品を販売したり、お得なキャンペーンを開催したり、ホームページ上で特設ページを立ち上げ、これまでのあゆみや企業理念などを紹介したりなどさまざま。企業としての個性が光る販促をすることで、ブランディングにも繋がります。
周年記念パーティーの運営ポイントは?
周年記念パーティーは、大掛かりになることが多く、余裕をもったスケジューリングが望ましいです。なので、日取りが決まったらすぐに運営に向けて動き出しましょう。
【1】対象を決める
まずはパーティーに参加する対象者を決めます。社内だけで行うのか、取引先企業も招待するのかなどです。加えて、関係者に感謝を伝える場にするのか、自社のPRとして外部に発信するかなども決めましょう。目的が決まることでパーティーの方向性が見えてきます。
【2】会場を選定する
イベントのおおまかなアウトラインが見えてきたら、会場を選定します。特に、アクセスの良い場所や、人気が高いホテルなどは予約が埋まりがちですので、できるだけ早めに押さえる必要があります。
【3】プログラムを企画する
周年記念パーティーでは、プログラムに社長や関係者などの挨拶が多く組み込まれますが、それ以外にも乾杯をして飲食をしたり、タレントによるパフォーマンスや音楽演奏などのアトラクションを組み込んだりすることもあります。
コンテンツによっては、準備に時間を要することもあるので、早い時期に大枠だけでも決めておくことが必要です。
【4】予算を割り振る
だいたいのプログラムが決まったら、予算を割り振っていきましょう。備品に使う予算・アトラクションに使う予算・飲食に使う予算などです。過去に周年記念の事例がある場合は、そちらも参考にするとスムーズです。
【5】備品を手配する
イス・テーブル・マイク・スピーカー・デッキなど基本的なアイテムに加え、看板・垂れ幕・紅白幕・金屏風などの装飾アイテムなどはお祝いムードが盛り上がるので、併せて手配するのがおすすめ。
節目ならではのパーティー演出のアイデア3つ
周年記念パーティーは、せっかく節目を祝うイベントなので、盛大にしたいもの。ここでは、そのためのアイデアをご紹介します。
【1】お祝いムードをとことん演出
「くす玉割り」・「テープカット」・「鏡開き」などの演出は、縁起が良い上に華やかなので、お祝いの場にふさわしいアイテム。テレビなどで見ることはあるけれど、実際その場に居合わせることはそうそうないかもしれませんし、きっと盛り上がることでしょう。
ただ、テープカットや鏡開きは、大規模のパーティーでは後ろの人は見えにくいので、大型のモニターやスクリーンのご用意をお忘れなく。
【2】周年記念品を配布する
周年記念パーティーでは、記念品を配布する企業も多いです。外部の人を招待するケースであれば、企業のPRも期待でき一石二鳥。
記念品のアイテムとしてよく採用されているのは、やはりボールペンではないでしょうか。何本あっても困るものではないですし、パーティー会場からの帰り道に荷物になることもありません。
他にも、社名が箱に記載されたカステラやバームクーヘンなど、持ち帰って家族と一緒にも楽しめるものや、USBメモリーやモバイルバッテリーなどのビジネスパーソンに嬉しいものなども記念品として配られています。配る人数や予算を考慮しながら選ぶと良いでしょう。
【3】オリジナル動画を作る
創業から現在までの歩みをドラマティックにまとめたり、会社の裏側に密着したりしたオリジナル動画は、その場で盛り上がるのはもちろん、イベント後は自社ホームページなどで公開してそのままプロモーションとしても使うことができます。
また、社員が少ないアットホームな企業なら、全員が出演して会社のプロモーション動画を作ってみてはいかがでしょう。作成中はもちろん、完成を皆で見るときは大盛り上がり間違いなしです。制作を通じてきっと団結力も高まります。
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