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年末の恒例行事「餅つき大会」を成功させよう!

日本の年末における定番イベントといえば「餅つき大会」。学校や町内会などさまざまなところで行われているので、参加したことがある人が多いことでしょう。なので、イベントを担当する場合でも運営のイメージがつきやすいかもしれません。

とはいえ、実際にやわらかいお餅をつき上げるには、さまざまなコツが必要で、なかなか大変なのも事実。
そこで、今回は餅つき大会の運営ポイントから、おいしいお餅をつくコツまでご紹介します。


  • 餅つきの由来を知っていますか?
  • 必要な備品を準備しよう
  • 上手につくためのコツ
    • -【1】前日に準備しておくこと
    • -【2】当日の手順
    • -【3】お餅がつけたら丸めよう

餅つきの由来を知っていますか?

お餅は、古代より神聖な食べ物とされてきました。もともと、日本では稲が神聖として崇められており、その稲から採れるお米は生命力を強めると言われていました。中でも、特に米をついて固めるお餅にはその力が強いと考えられてきたとか。このことから、ハレの日に餅つきをするようになり、1年の中で重要度が高いお正月に備えて、年末に餅つきをするのが定着したようです。

なお、年末に餅つきをする場合は、縁起を担いで12月29日を避けることが多いようです。“二重苦”や、9の数字が“苦持ち”となってしまうからです。その一方で、“福が来る”と解釈する地域もあります。

餅つき大会に必要な道具を準備しよう

ここでは、餅つき大会に必要な備品をご紹介します。
まずはお餅をつくための道具として、石臼・杵・かまど・せいろが必要です。これらに加え、薪を燃料にしない場合は、コンロとプロパンガスを用意しましょう。

また、餅つきでは、臼を温めるのにお湯を大量に使います。そのため、お湯を随時沸かせるコンロ等がない場合は、保温ポットを複数用意してそこに入れておくのがおすすめです。1回お餅をついて仕上げるたびに臼を温めておくのが望ましいので、お餅をつく量にあわせてポットを用意しておきましょう。

次に、もち米の下準備やついたお餅を丸めるときに必要なものとして、米を研ぐざる・米を水に浸すバケツ・せいろ・せいろに敷く蒸し布・テーブルも用意します。テーブルはお餅を丸める台として使います。大人数が参加する場合は、たくさんもち米の下準備をすることになるので、ボールやざるは多めに用意しておくことがおすすめ。
また、衛生面を考慮して、ビニール手袋やマスクもあると良いでしょう。

食材の準備として、もち米・上新粉(お餅を丸める際に使う)・あんこやきなこ・しょうゆなどのトッピング材料を用意しましょう。ちなみに、もち米は3kgで約20人前のお餅が作れますので、目安にしてください。

ちなみに、餅つきは火を炊いたり杵をふりおろしたりするので、広い場所で行う必要があります。屋内で開催する場合は、ブルーシートを敷いて水濡れなどに対処するとよいでしょう。

この他、会場を華やがせるために紅白幕を用意したり、防寒対策として暖房器具や、子供やご高齢者のためのベンチを用意したりするのもおすすめです。

上手につくためのコツ

【1】前日に準備しておくこと

まずはもち米の準備です。もち米は、前日に研ぎます。研ぐ回数の目安は3回程度で、手早く行うことがポイント。こうすることでお米が傷むのを防げます。お米を研いだら、たっぷりの水に浸します。新米で6〜8時間、古米なら約1日程度は必要と言われています。
なお、お餅は1.5升程度がつきやすいので、その量ごとに分けておくと便利です。

次に道具の準備をしましょう。臼や杵は熱湯をかけて消毒し、丁寧に洗って一晩水につけます。こうすることで水が中に染み込み、お餅をついたときに杵が割れるのを防ぐことができます。
また、せいろに敷く蒸し布は、熱湯で消毒して干しておきましょう。

【2】当日の手順

<下準備>
餅つきでは、臼を温めたりもち米を蒸したりと大量のお湯を使うので、まずはお湯を沸かして保温ポットに入れておきましょう。

もち米を蒸し始める1時間くらい前には、もち米をざるに上げて水を切ります。そして、臼に熱湯を張って杵を入れて温めておきます。

<もち米を蒸す>
釜に8分目程度の水を入れ沸騰させ、セイロにサラシなど目の粗く蒸気を通しやすい布を敷きセットします。
そこによく水切りをしたもち米を入れ、最大火力で蒸します。このとき、ドーナツ型に敷き詰めると蒸気の通りがよくなります。蒸し時間の目安は30〜40分ほど。手に取ると弾力が出てきて、透き通ってくるのが出来上がりの目安です。

<お餅をつく>
もち米が蒸し上がる時間になったら、臼に張ったお湯を抜いて布で拭きます。そして、臼に蒸しあがったもち米を入れて杵で潰します。この際、体重をかけて杵でもち米を臼のへりに押しつけるようにし、しっかりとつぶが無くなるまで潰すのがポイント。なかなか力が必要なうえ、スピーディーに行わなければならないので、男性が2人がかりで担当することをおすすめします。

もち米が潰れ、お餅全体がくっついて持ち上がるようになったら、いよいよ餅つきのスタートです。餅つきは力勝負のイメージがありますが、思いっきり杵をたたきつけると杵が欠けたり割れたりしますので、杵を持ち上げたらあとは自然に落とすイメージでつきましょう。

あいの手は、お餅を中央にたたむようにするのがコツです。つき手と返し手が声をかけてタイミングを合わせ、1回ついたら1回たたむようにリズム良くするのが理想です。

また、お餅に粘りが増してくるごとに杵にくっつきやすくなるので、表面を水で濡らした手でたたく手水(てみず)をするとよいです。そして、途中でお餅全体を持ち上げてひっくり返す工程も織り交ぜてください。

なお、子供にもつかせてあげると喜びますが、ある程度仕上がるまで大人がついてからバトンタッチした方がお餅は冷めず、固くなりません。

お餅をつく際は、みんなでかけ声をかけると場全体が盛り上がります。ハッピを着て行うとよりおめでたい雰囲気が楽しめるでしょう。

【3】お餅がつけたら丸めよう

お餅を丸める作業をする台の上に上新粉をまき、その上に臼から取り出したお餅を置きます。手に粉を薄くまぶして好みの大きさを決めたら、片方の手でお餅の根元をぎゅっと握り締め、反対の手で勢い良く絞りきるようにするとちぎりやすいです。
目安として、1.5升で直径5〜6cmの小さめのお餅が約60個程度できます。
丸めたお餅は、きなこやあんこなどをつけて食べましょう。

【4】後片付けのポイント

杵と臼は、つき終わったらすぐにお湯とタワシで3回ほど洗い、表面のお餅は必ずきれいに取りましょう。臼は日陰に横にして干し、下に木などを置き浮かして2日ほど乾燥させてから片づけましょう。

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